名古屋おひとり様うろうろ!!<その21>「旧磯部家住宅」と「COCOTOMO FARM」
犬山散策まだまだ続きます。

創業慶應2年の老舗和菓子店「松栄本店」さん
お城の形をした「お城もなか」が気になって尋ねてみたら最近観光用に作ったもなかだそうで・・・。

「名物 尾張犬山は城で餅」?!いろいろユニークなお店です。

「松栄本店」さんの女将さんが勧めてくれた「旧磯部家住宅」という古い商家に行ってみました。

「旧磯部家住宅」は、江戸期の建築様式を持つ木造家屋です。

磯部家なのに屋号は「柏屋」。
リーフレットによると・・・
江戸時代から「柏屋」の屋号で手広く呉服屋を営み、太平洋戦争後は、お茶の製造・販売に。
後に生活拠点は他に移り、この建物は倉庫として使用していましたが、平成16年に磯部家から犬山市に寄贈され、国の補助を受け改修、一般公開しています。

主屋は幕末に建てられたそうです。正面は2階建て、裏は平屋の「バンコ二階」と呼ばれる造りになっています。
間口が狭く、奥行きが広い所謂「ウナギの寝床」。
これは商人の知恵!!江戸期の税金は間口の広さで決まっていたからです。

今風に言うと吹き抜け?

通り庭と呼ばれる通路




裏座敷と呼ばれる建物

立派な土蔵


さらに一番奥にも土蔵があり、展示室になっています。

この日の展示は、絵と文字を自由に組み合わせたアート。
色紙風だったり、ポスター風だったり絵手紙風だったり・・・とってもユニーク。
私も水彩画をかじっているので、こんな立派な建物で展示会を開けるなんて羨ましいです。

この家屋の最大の特徴は、かまぼこ状にふくらみを持たせた「起り屋根(むくりやね)」で、犬山の町屋では唯一のものだそうです。

磯部家住宅の並びの「城下町プラザ」

入口に並ぶ「米粉のバームクーヘン」のポスターが気になってました。

犬山城を下りてすぐのところに立派な武家屋敷門。

「無料休憩所」の看板が目に止まり入ってみると、門の向こうは気になってたバームクーヘンの直売店でした。


武家屋敷門とは程遠いモダンな店内。とっても賑わっています。

お米で作ったバウムクーヘンのこだわり
・自然の恵み豊かな田んぼで育てた食味最高ランクのお米を使用
・低温貯蔵することにより収穫したままの新鮮な状態でお米を保存
・自家製米・自家製粉による挽きたての「生米粉」でグルテンフリーのバウムクーヘンを焼成
・・・だそうです。(添えられてたパンフより)

目移りしたけど、3品バラ買い!!どれもとっても美味しかったです。
名古屋おひとり様うろうろ!!<その22>IMASEN犬山からくりミュージアム・・・につづく
この記事へのコメント
そして、せっかくコメント頂いたのに気付かなくてすみませんでした。
私のダラダラブログを最後まで読んで下さりとっても嬉しかったです。
さっき3月の有松の記事読ませていただきました。普段はとっても静かな町なんですね。町歩きにぴったりですね。
そうそうGooglmapを見てたら桶狭間という地名を見つけびっくりでした。ずっと静岡県だと思ってました。
犬山が名古屋からこんなに近くだという事も・・・。
犬山の有楽苑は自作のスケジュールには入ってたのに現地ですっかり忘れてしまってました。国宝なのに勿体ないです。
ちょっとした旅でも行ってみるといろんな事を知る事ができて見聞を広げる事ができますね。
体力が続く限り続けていきたです。
かのこさんは奈良や京都にもよく行かれてますね。
ちょっと遠いけど赤穂や姫路にもぜひお越しくださいね。