青森~道南夫婦旅行<その15>「旅の宿」のモデル 森の中の一軒宿「蔦温泉旅館」②
蔦温泉旅館のレポートの続きです。

これは早朝の宿泊した部屋からの眺め!
まずは温泉レポート!!
蔦温泉旅館には、男女入れ替え制の「久安の湯」と、男女別の「泉響の湯」の2箇所があります。
どちらも源泉の上に浴槽があって、ブナ材を使用した湯船の底板からぷくぷく新鮮な温泉が湧き出し、空気に触れていない源泉湧き流し!!

磨き込まれた温泉棟への本館廊下。「殿方」の衝立のところが、「久安の湯」の入口です。

「久安の湯」入口
女性:10:00~12:00・21:30~翌朝8:00
男性:13:00~21:00
自家源泉(自然自噴)
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)

久安の湯(男女入れ替え)
「久安の湯」は、平安時代に開湯された秘湯で蔦温泉の代名詞とも言えるお風呂、「久安」とは平安時代の年号です。
私は、早朝一番乗りで入りました。雰囲気は抜群ですが、改装して日が浅いのかカラッと明るく、鄙びた感がなくちょっと拍子抜け!!
底板の間からぷくぷくと湧き出る温泉はもちろん最高でした。
「世の人の 命をからむ 蔦の山
湯のわく処 水清きところ 桂月
湯のわく処 水清きところ 桂月
久安の湯の壁にあった和歌です。桂月とは大町桂月という明治~大正の詩人であり歌人です。
十和田湖と奥入瀬をこよなく愛し、晩年ここ蔦温泉に住み最後を迎えました。
館内には「大町桂月 資料館」があるはずなんですが、入るの忘れてしまいました。

泉響の湯(男女別)
「泉響の湯」は、文豪・井上靖が来館した際、蔦温泉の雰囲気を「泉響颯颯」(せんきょうさつさつ=泉の響きが風の吹くように聞こえてくる、の意)と詠った事に由来します。(HP参照)

床から梁まですごく高くて、「久安の湯」より開放感・温泉情緒満点!!
夜と朝2回、風流なお風呂を堪能しました。
ところで余談ですが、湯船の底板からぷくぷくと言えば、私の住む兵庫県のすぐ隣、鳥取県岩井温泉の「岩井屋」さんも有名です。
自然湧出、ステンドグラスのレトロなお風呂が素敵です。建物も大正ロマン溢れる木造3階建て!!
車で2時間ほどで手軽に行けるので日帰りリピばかりで今だに宿泊した事がないですが・・・。
岩井屋さんは旅館街の中ですが、蔦温泉旅館は静かな森の中の一軒宿 周りの風景、美味しい空気も魅力だと思いました。
次は食事レポートです。

夕・朝とも西館1階のレストランで頂きます。本館と西館は1階廊下で繋がっています。

始めのセッティング
揚げたて天ぷらは十和田湖のわかさぎ・地元の細竹、小鉢は青森県産のイカの水晶和え
お造りは、十和田湖の虹鱒・陸奥湾産ホタテ、陸奥湾産ヒラメ(どれも甘~い!)
この後、次々に出来立てがやってきました。
十和田産イワナの塩焼き 

グラタンのようなひと品は、味噌焼で南部産アピオス+陸奥湾産ホタテ
アピオス~初めて食べる野菜です。里芋のような食感・味ですが豆科の植物で、栄養価が高く今注目されているそうです。
津軽鴨のロースト

「大柳農園の天寿米」というごはんがメチャメチャ甘くて美味しい。お漬物も自家製!!
お鍋は、八戸名物せんべい汁 今朝から連続登場
デザートは黒糖羊羹 きなこミルク掛け 羊羹というより葛きりみたいな食感でした。
一から十まで地元青森県産のこだわりがスゴイです。
翌朝の朝ごはんが、また食べきれないくらいでスゴイです!!

栄養満点具だくさん味噌汁は津軽の郷土料理「じゃっぱ汁」、煮物椀のバイ貝も珍しい。

朝からいくら、ホタテの照り焼き、油の乗った焼き立て青森県産鯖の塩焼き・・・贅沢過ぎ~
本来は、朝はバイキング形式だそうですが、コロナ対策で年内いっぱい個別出しにしているそうです。
私は断然この方が嬉しいです。
旅館は大変だと思いますが、いつまでも続けてほしいものです。
旅館は大変だと思いますが、いつまでも続けてほしいものです。夕・朝ともお世話下さったベテランスタッフさんのお話も楽しく、大満足の食事タイムでした。

かけ流し温泉、一品出しの美味しい食事、畳にふかふかのお布団でゴロリン・・・
やっぱり日本の温泉旅館はイイナァと思わせてくれる素晴らしい旅館でした。(私個人の基準です!!
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)この旅ブログを書き続けている今は、すでに全国県外移動全面解除でいろいろ観光キャンペーンも始まっているようですね。
夏から秋の紅葉シーズンに向けて、宿に賑わいが戻ってきてくれる事を心から願っています。
青森~道南夫婦旅行<その16>雨にけむる神秘の蔦沼・・・につづく
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