GWはR29ブラブラ走って鳥取へ!!<その3>国重要伝統的建造物群保存地区指定 若桜町の街並み
GWはR29ブラブラ走って鳥取へ!!の続きです。
若桜町は鳥取県の東の端、兵庫県との県境に佇むのどかな山間の町です。
冬は雪深く、人口が全国で最も少ない鳥取県の中でも特に人口が少ない地域です。
(長男は鳥取大学在学時はオンボロ寮に入っていましたが、交通事情悪いから県内出身なのに寮に入っている友人がいたって言ってました。)
「わかさ」と聞くと福井県の原発銀座若狭町を思い浮かべるのではないでしょうか。
鳥取県の「わかさ」は「若桜」。町の木はもちろん町名に因んで桜
です。
です。
若桜駅
ここで「若桜」の名前の由来を・・・
「若桜」って旅情演歌歌手の芸名みたいな文字の響きですが、
Wikipediaによると、歴史は古く日本書紀及び古事記の履中天皇の項に「伊波礼若桜宮」(いわれわかさくらのみや)に奉仕した「若桜部」(わかさくらべ)という名が登場。
平安時代には天皇を直接支える集団となり、この地に居住したことから、地名として定着したものと考えられています。
すごく由緒正しい名前なんですね。


駅と道路を挟んで向かいに観光案内所がありました。
私以上に好奇心旺盛の次男は、スッと入って行きパンフもらってきた。

観光案内所も駅前のレストランにも鯉のぼりがポールではなく軒先に横に並んでる!!


私の大好物の「焼きさば寿し」ののぼりが目に止まり、入ってみたけど早々と売り切れてました。
店内食もかなり待たないといけないという事で断念です。


アレッ、あっちの家もこっちの家も鯉のぼりが軒先に吊り下げられてる。
どうやらこの鯉のぼりの揚げ方はこの地域独自みたいです。

次男がパンフ見ながらさっさと歩いていくので、後ろをついていき、「蔵通り」「寺通り」の標識に従って路地に入っていくと・・・。

私の大好きな古い街並みが続いているではありませんか。
道の駅の裏が若桜鉄道の終着駅の構内というのもビックリだったけど、若桜町に関して全然ノーチェックだったので2度ビックリ。

和風折衷のお屋敷 木戸の勝手口と洋風の門が違和感なく並んでます!!

この道を曲がると・・・

町を貫く大通りに出てきました。この通りは「仮屋通り」といいます。
ブログで紹介するにあたり調べてみると・・・
若桜町は、昨年8月に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
こんなに古い街並みが残っているのにまだ指定を受けたばかりなんですね。
ネットで調べてみると・・・
若桜町は、中世期には、若桜鬼ヶ城が築かれ城下町・宿場町として栄えましたが、江戸時代に入ると幕府一国一城令に従い廃城(池田家の鳥取城が残されました。)となり、明治時代には3度の大火に合い町は壊滅。その後、町は再生され交通の要衝、物資の集散地として長く発展してきました。

仮屋通りの家々には、家と道路の間に「カリヤ(仮屋)」と呼ばれる長く伸ばしたひさしが設けられ、雨や雪の日でも傘無しで歩ける昔のアーケードの役割を果たしていました。
これは、一昨年訪れた青森県の黒石市でも多く見られました。昔の豪雪地帯の知恵ですね。

家々はとぎれとぎれだけど、みんなカリヤが付いている。そしてカリヤの先には鯉のぼり!!
なんとも風流ですね。

休憩交流処かりや 地元若桜町吉井産の豚肉を使用したとんかつ屋さんを兼ねています。

お昼時で、とんかつ屋さんは数組待ちになってました。
通りにはここしか飲食店は見かけませんでした。

昭和おもちゃ館 昔のおもちゃなどを展示。
古い街並みには必ずと言っていいほどこういう店がありますね~。

駄菓子の販売もしていて、小さな子ども連れのファミリーで賑わってました。

若桜民工芸館 旧中尾邸を改修し、町の人達が寄付した民芸品を展示しています。

さまざまな土鈴がびっしり吊り下げられています。

立派な木造家屋の中庭には、お金持ちの象徴 立派な蔵がありました。
なんだか開かずの金庫とかが眠っていそう・・・。

一通り大通りを散策して始めの路地に戻ると寺町通り 4つのお寺が連続して並んでいます。

そしてその先は蔵通り 旧家の立派な白壁土蔵群が300mに渡って連なり圧巻!!

昔の商家の繁栄ぶりが伺えます。


土蔵群に関しては、同じ鳥取県の倉吉に匹敵する規模だと思いました。

時代劇のセットのような玄関

静寂の中に蔵の前をサラサラ流れる澄んだ水路の水音だけが聞こえ心地いい。
この水路は八東川から取水したカワと呼ばれるもので、生活用水の排水と共に、防火用水の役割を果たしています!!お寺や土蔵がまとまって並んでいるのも、火事から守るためだそうです。

寺町通り~蔵通りの路地を抜けた先にあった芭蕉の句碑 古くて何と書いてあるかわかりません。
鳥取市のHPによると、松尾芭蕉は山陰には一度も訪れていないのに鳥取県内には12基もの芭蕉の句碑があるらしいです。

私は古い街並み歩きが大好きで全国の重要伝統的建造物群保存地区を訪ねてきましたが、日帰りできる場所にこんなにスゴイ町が潜んでいたなんてホントに発見で、とっても幸せな気分に浸れました。
GWはR29ブラブラ走って鳥取へ!!<その4>山陰ジオパークの浦富海岸へ・・・につづく