ドラマスペシャル『黒革の手帖〜拐帯行(かいたいこう)〜』視聴!!
『黒革の手帖〜拐帯行〜』
『黒革の手帖』と言えば、米倉涼子版は観てましたが、そのイメージが強くて3年前の武井咲版連ドラは観ませんでした。
今回は手軽に観れる2時間のスペシャル版だったというのもあるけど、他所は煩いバラエティばかりだったので消極的視聴でした。
半沢直樹以降の傾向でしょうか。登場人物のキャラがかなり誇張ぎみでしたが、原作が松本清張でしっかりしてるから面白かったです。
前半のクラブのシーンは、本物のクラブでの撮影?・・・。とにかく豪華絢爛。

豪華な盛り花も霞む武井咲の凛とした美しさ!!
米倉涼子は、したたかで強い悪女ぶりが際立ってましたが、武井咲は、過去の悲しみを秘めたしっとり系悪女って感じですね。
前半の際立つ華麗さに目を奪われましたが、後半の森村(毎熊克哉)との逃避行シーンでも、一夜のベッドを共にした後の朝風呂上り(と思わせる?)浴衣にサラッと羽織った羽織り姿が秀逸!!溢れ出す色気に同姓ながら心奪われました。
『拐帯行』(かいたいこう)は、松本清張の1958年制作の短編集の中の一作だそうで、今回の「黒皮の手帳」スペシャル版に現代風に組み込まれています。
橋田殺しの真犯人の老人役の風間杜夫が出番少ないけど、いい味出してたな~。
キーマンの神代役の渡辺篤郎、私の耳が悪いからか、この人の滑舌が悪いからか、いつもセリフが聞き取りにくくて困ります。

いいんじゃないですか!!押し付けがましいヒューマンドラマや、最後は正義が勝つみたいな刑事ものの2時間スペシャルより、ずっとコロナ禍のうっぷん晴らしになりましたWA。

死ぬまで絶対縁のない世界ですね~!!

(画像は2点ともネット記事からお借りしました)
ところで、昨日のワイドショーで、リアル銀座のママが、マウスシールドしてインタビューに答えてました。
緊急事態宣言発令で8時までの時短要請になり、「クラブは8時過ぎてからの商売だから・・・」と嘆いてた。
気の毒だけど仕方ないよね~。
不要不急のお商売の典型だし、上お得意さんの社長さんや政治家が来てくれないとね~。

銀座の花屋さんの納入先はほとんどがクラブなんで売り上げ激減、クラブのホステスさんが利用する貸衣装のお店もサッパリだとか。

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