山口百恵&三浦 友和の「伊豆の踊子」視聴しました。

山口百恵&三浦 友和の「伊豆の踊子」
1ヶ月前、BSで放送された映画ですが、録画だけして放置してました。

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山口百恵&三浦 友和の「伊豆の踊子」は、1974年(昭和49年)、文豪川端康成の同名小説の6度目の映画化作品です。
映画のキャッチコピーは、「花のような微笑みと豊かな髪 清く澄んだ黒い瞳の少女――それが踊子だった。」

二人とも映画初出演で、三浦友和は、映画初出演で第18回ブルーリボン賞新人賞を受賞。
映画の前にすでに、グリコのCMで共演していましたね。
本作は、その後の「潮騒」(原作 三島由紀夫)、「絶唱」(原作 大江賢次)、「春琴抄」(原作 谷崎潤一郎)、
「古都」(原作 川端康成)など"百恵友和コンビ"による文芸路線のきっかけとなりました。
全編に流れる旅情、日本髪姿の可憐で初々しい百恵さん&さわやか好青年の友和さん、俳優冥利に尽きますね。こんな風にキラキラしてた若い姿が永遠に残るんだから・・・。

驚いた事にWikipediaによると、アイドルの百恵さんが、撮影に参加したのはわずか1週間。その為、ロケは伊豆には行かず奥多摩で全て撮影、映画の全撮影日数もわずか20日間で、1963年版(吉永小百合&高橋英樹)に比べて予算も撮影日数も半分だったそうです。

原作の「伊豆の踊子」は川端康成の初期の代表作で、伊豆を旅した19歳の時の実体験を元にした短編小説です。
孤独や憂鬱な気分から逃れるため伊豆へ一人旅に出た一高の学生が、下田に向かう旅芸人一座と修善寺で出会い、湯ヶ島、天城峠、湯ヶ野、下田と一緒に旅する内に、純粋無垢な踊子の少女との間に生まれた淡い恋心とせつない別れを描いています。
高校1年の現代国語の教科書に載っていて、授業そっちのけで何度も読み返した記憶があります。
だからでしょうか。「潮騒」から後の文芸シリーズ作品は全部見てるけど、「伊豆の踊子」だけ見てないのに見た気になってしまっていたんです。
さらに、湯ヶ島温泉湯本館が「伊豆の踊子」執筆の宿として知られている事から、小説の中心となる湯ヶ野温泉は架空の温泉地で、湯ヶ島温泉をモデルに描いていると思ってました。
ところが今回映画視聴後ネットで調べたら、湯ヶ野温泉も主人公が滞在した福田屋という旅館も、踊子が無邪気に裸で立ち上る共同湯も現存するそうなんです。まあ、私が無知だっただけなんですけど・・・。

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(画像はネットからお借りしました)

百恵&友和版は、伊豆の旅情、二人の恋心を描くだけでなく、途中立ち寄った茶店の老婆の旅芸人を蔑視した言葉、村の入口の「物乞い旅芸人村に入るべからず」という立札、温泉街での学生と旅芸人の宿のランクの違い等、当時のエリートと末端で生きる人々の身分差別も原作に忠実にていねいに描かれていました。
ラストに冒頭シーンの老婆の言葉を再度登場させ、監督のメッセージが感じられました。
「あんなもん 今夜のあてなんぞあるもんかいね。お客があればありしでどこでだって寝るんだから。ああ言う連中とは関わり合わねえ方がいいですよ。」

大島の幼馴染み役が石川さゆりさんだったのは驚き!!死ぬ間際のシーンだけだったけど哀れを誘い存在感がありました。
今も歌い続ける「天城越え」、中断中の「麒麟が来る」で光秀の母役で出演されてますね。
ずう~っと現役で頑張ってる石川さゆりさんと引退して一切表に出て来ない百恵さん。
二人とも還暦過ぎてるんですね~。月日の流れを感じますわ。

数年前に伊豆旅行を計画したけど日程が合わず断念。そのままお蔵入りのプランでしたが、映画視聴後にまたムラムラと再燃中!!
11月頃に行ってみたいな~。でも、それまでにコロナ収束してくれそうにないな~。


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この記事へのコメント

三日ボーズ
2020年07月27日 17:08
どーでもいいことですが、わたくし、山口百恵さまと同い年なのでございます。
この映画は見に行ったのですが、三浦友和さんのイイ男振りに腹が立つので、この後のは見に行ってないのであります〜。
yona
2020年07月28日 11:37
三日ボーズさん、いつもコメントありがとうございます。
百恵さんと同い年ですか。
わざわざ映画館で観たって事は、その頃かなり入れ込んでた? “さん”ではなく“さま”ですもんね!!(´∀`)
なんだか不思議な感じがするけど、ポッキーカップルはそのまま今も夫婦なんですね!!
ちなみに、私は伊藤蘭さんと同い年(外見は“月とスッポン”ですが・・・)。
水谷豊さんの奥さんで今も輝いてて羨ましいです~。