岩手・秋田~絶景&温泉ドライブ旅行<その7>角館と解体新書挿絵画家小田野 直武!!

田沢湖を後にして「みちのくの小京都」と呼ばれ春のしだれ桜と武家屋敷で有名な角館に向かいました。

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秋田杉と田植えが終わったばかりの水田が続きます。
途中、秋田新幹線と道路が並行していてラッキーにも“こまち”に遭遇!!

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角館は人気観光地とあって平日にもかかわらずとても賑わっていました。
でも、平日はバスツアーが多いせいか、観光バスが到着するとワーッと人が溢れ、去っていくと静けさが戻る・・・そんな繰り返しのような気がしました。

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メインストリートは、武家屋敷の長い黒板塀と葉桜になったしだれ桜が続きます。やはりココは桜の季節に来たいですね!!

古い町並みマニアの私、いつか訪ねてみたいと思ってた憧れの町でしたが、観光向けに修復・整備され過ぎて町並みそのものは期待したほど魅力を感じませんでした。

でも実は、もう一つの楽しみがあったんです。
昨年のNHKの単発正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命篇」、前野良沢と杉田玄白を中心とした「解体新書」翻訳に尽力した人達を描いたドラマでした。

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脚本は三谷幸喜ですが、原作はみなもと太郎のマンガ!!それぞれの人物像はコミカルに描いてあるけど、内容はとてもシリアスで見応えのあるドラマでした。

「解体新書」とは西洋解剖学書オランダのターヘル・アナトミアの日本初の翻訳本。小学校の教科書にも載ってましたよね!!
「へぇ~!!」満載のエピソードの中、解体新書の挿絵を原書から模写し描いたのが、秋田藩佐竹家の分家佐竹北家が治める角館の藩士 小田野 直武(通称:武助)だと知りました。
平賀源内が「お供え餅を上から描いてみなさい」と直武に描かせてたというエピソードがあり、ドラマの中でも登場してました。
そして後に旅番組で、角館の武家屋敷で解体新書が見られると知り、ぜひ見てみたいと温めてたんです。

青柳家
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1773年7月、平賀源内が銅山の技術指導のため角館を訪れ直武の出会う。絵の才能を見抜いた源内は、銅山「吟味役」という肩書で江戸に呼び寄せました。
そして、杉田玄白と源内が親友だった事から、原書の挿絵を写す役として白羽の矢が立ったのでした。

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青柳家は、直武関連の資料がとても充実していて興味津々!!隅から隅まで、説明文まで読みあさり釘付けになってしまいました。

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「解体新書」は5分冊の書籍。
歴代の青柳家当主が銅山の管理を担う「南部境目山役」という役職だったのが縁で、直武及び解体新書の資料が保存されたらしいです。

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あとがき~我が友人杉田玄白が訳す解体新書が完成した。・・・自分のような才知のない者が取り組むべきものではないだろう・・・とても謙虚ですね!!


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原書の表紙は、裸の男性が描かれていましたが、日本では“マズイ”ので直武はうまく〇〇を隠して描きました・・・とさ!!

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オランダの「ターヘル・アナトミア」の原書~トリハダ!!

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この銅像は、ドラマの後設置されたのでは・・・。

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広い屋敷内には他にも武具や骨董などのいろいろな資料館、和食レストランやカフェなどもあり、ちょっとしたテーマパークみたいでした。

石黒家
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青柳家のすぐ隣。現存する角館の武家屋敷の中で格式が一番高い家柄の屋敷で、藩の財政を担当し、医学や薬学にも熱心に取り組んでいたそうです。

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玄関を上がると珍しい武者人形の雛壇が飾ってありました。

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スタッフが簡単に屋敷の構造の説明をしてくれます。

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計算された亀の映りこみ!!屋敷そのものはとても質素なのに、こういう目立たない箇所が凝ってるんです。

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スタッフさんが快く記念撮影もしてくれます。

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家の中に蔵が大型金庫?!

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こちらにも、「解体新書」がありました。解体新書は木版による印刷物なのでいろいろな関係者に配られたって事ですかね。
初版本は石黒家に保存されているそうですが、展示されていたのは残念ながら江戸後期の復刻版だそうで・・・。

いい天気だというのに二つのお屋敷でまたまた長居してしまいました。時間制限がないのは個人旅行の利点でもあり欠点でもありますね。

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昼食は、比内地鶏の親子丼で有名な「桜の里」へ   
人気店ですが、お昼を過ぎていたのですぐ入る事ができました。

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有名人のサイン色紙がいっぱい!!「旅サラダ」の取材でヒロド歩美ちゃんも!!

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きりたんぽ~秋田に来たらやっぱりコレ食べなくちゃね!!こんがり香ばしくて美味しかった!!(チョットかじってしまってます。

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観光地に来ると、つい“名物食べなきゃ観念”に追い込まれがち!!ボリューミィな朝ごはんしっかり食べてお腹空いてないのに稲庭うどんとのセットを注文してしまい、美味しかったけどお腹パンク!!
二人で、親子丼と稲庭うどん単品頼んでシェアすれば良かったと少し後悔です!!

次は、この日3ヶ所目、横手に向かいました。
岩手・秋田~絶景&温泉ドライブ旅行<その8>横手市増田重要伝統的建造物群保存地区・・・につづく